ナーシングホーム横浜長者町~生け花~

皆様こんにちはkon(*^__^*)tya

先日(21日)、1都3県の非常事態宣言がとうとう解除され、この解除で2か月半ぶりに全面解除となりました。長かったという方。まだ早いのでは?と言う方。受け止め方は様々ですが、コロナウィルスの終息と経済の回復を願う方々の考え方にそれぞれ間違えはないと思っています。ここの所、コロナウィルス新規罹患者数の減少が少し鈍くなっているように感じます、場所によっては増えている所も…解除されたからと言って羽目を外しすぎないようにと思う今日この頃です。

昨日は春の嵐が吹き荒れて&夕方には宮城県で大きな地震も発生して肝を冷やしましたが( ̄Д ̄;;打って変わって今朝の日差しは明らかに鮮明で、いよいよ春が来たなと実感しております、近頃ではコロナの影響で電車の窓も時折開いているものです。その10㎝ほどの隙間より入る気持ちの良い風と春の独特な香りを感じつつ出勤して参りました。

さて、ナーシングホーム横浜長者町では毎週欠かさず生花を生け、ご入居者様に楽しんで頂いております。現在生けております啓翁桜は「春を告げる花」とも呼ばれ、その花言葉は 「純潔」「淡泊」「精神美」との事。

啓翁桜t1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その花言葉の通り、派手さの無い薄紅色でやや窄まった花弁はどれも小さく、健気に上を向いています。その少し下で細々と連なった蕾達も後に続いて次こそ目を覚まそうと、若草色でそこにしがみ付いているようです。

/// 豆知識 ~ 啓翁桜 ~ ///

啓翁桜は昭和5年、久留米市山本の良永啓太郎という人が中国系のミザクラを台木にしヒガンザクラの枝変わりとして誕生させました。名付け親は同じく久留米市の弥永太郎さんで、啓太郎の 一字をとって啓翁桜と名付けました。

桜は早春を告げる花として正月から好んで使われています、啓翁桜はつぼみの花が開くと「うす紅色」をしたボリューム感のある花が奇麗に咲きそろって春の明るい華やかさを演出してくれます。特に枝がスプレー状になるので、現代的なフラワーアレンジにとても適しています。

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