ナーシングホーム横浜長者町~ICT化の波~

皆様こんにちは((*’∀’)ノ{Hi

コロナウィルス新規罹患者数が下がりきらない(首都圏のみですが)今日この頃、不安を抱えていらっしゃる方も多いかと思います。お気楽な若年層の方も多いように思いますが(o´д`o)=3…ナーシングホーム横浜長者町では1人の罹患者を出すことなく感染予防対策を継続しています。

さて、先日、2020年に厚生労働省が介護のデータベース化の実現を掲げ稼働された『CHASE(科学的介護)』についてのオンライン研修に参加しました。コロナ渦で今では当たり前のようにさまざまなオンライン化が進んでおりますが、厚生労働省では介護現場におけるICT化の導入を推進しています、介護業界はアナログな所がまだまだ多く、手書きの文化が色濃く残っています。そのような中、ナーシングホーム横浜長者町では2017年7月より介護記録を電子化にしました。それまではすべて記録は手書きでおこなっていました、ボールペンが月に何本も無くなる程です。記録と言ってもさまざまな記録があり、日々記録に追われていましたが電子化にしたことでペーパーレス=コスト削減、業務効率化が実現となり、よりご入居者様へ接する時間が増えました。それでも導入にあたり、職員の皆から不安な声や心配などがありましたので、事前にマニュアルを作成したり、説明会を実施したりして何とか大きな問題もなくタブレットでの記録に移行することができました。始めは慣れないことで逆に時間が掛かったりしましたが、今はタブレットでの記録のほうが良いと話されております(笑)

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他にも毎朝の血圧測定や体温測定もウェアラブルデバイスからタブレットにボタン一つで計測データを転送するだけなのでメモの転記が必要なく測定する時間が短縮されました。

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昨年からは介護事業部の各事業所よりメンバーを選出しICT委員会を発足し、さらにICT化に向けた取り組みについて月に2回~3回オンライン会議をしています。今後もご入居者様が安全で安心した生活が送れるよう、また職員の業務負担の軽減を図れるようICT化を推進して参ります。

 /// 豆知識 ~ ICT ~ ///

ICTとは「Information and Communication Technology」の略で、日本では「情報通信技術」と訳されます。日本ではIT(情報技術)に代わる言葉として、2000年代後半から注目されるようになりました。 介護業界におけるICTではセンサーによる見守り、タブレットを使った情報共有システム、スマホで出退勤の登録ができるシステム、スタッフ間のコミュニケーションを支援するシステム、介護ロボットの活用などがあります。