ナーシングホーム横浜長者町~お雛様~

皆様こんにちは(≧∀≦)/ハロー

コロナウィルス新規罹患者数は減少傾向を維持していますが、新たな変異株が確認されるなど不安要素も残しています、ウィルスも生き残りをかけて必死なようです。我々も感染予防対策を見直してコロナウィルスに負けないように頑張りましょう!

さて、本日は1階のエントランスホールにひな人形を飾ってみました!!ひな人形と言えば飾る時期やタイミングを考えてしまいますよね。旧暦でお祝いする地域もありますが、季節の節目である立春(2月4日)頃から雨水(うすい・2月19日)頃までの間に雛人形を飾るのが一般的で、雛祭りは桃の節句ですので、立春のタイミングが良いそうです。また「鬼は外」で馴染み深い節分が2月3日にあたります。節分は鬼を祓う行事のため、鬼を祓ってから飾りましょう、といった意味合いから、2月4日以降が雛人形を飾る適切なシーズンとされているそうです。

ひな人形t1

 

 

 

 

 

 

立派な人形が飾られました!

ひな人形t2ひな人形t3

 

 

 

 

 

 

ご入居者様も見に来られました。「おひな様はいいわね」「私も昔は良く飾ったわよ~」と仰っておりました。よく「雛人形をしまうのが遅くなるとお嫁にいけなくなる」と言われていますが、そんなことはありません。片付けが出来ない人にならないように、つまり「しつけ」の意味の言葉の例えだそうです。しまうのは、天気の良い乾燥した日にしまうのが良いのだそうです。目安として、雛人形は啓蟄(けいちつ・3月6日)頃になるようです。皆様の中にはまだひな人形を飾られていない方もいらっしゃると思いますが、一夜飾りは縁起が悪いとされていますので、遅くとも一週間前までには飾りましょう(^^)/

/// 豆知識 ~ひな人形の飾り方~ ///

雛人形は一般的な飾り方がありますが、購入したお店で聞いた通りの飾り方をしても「並べ方が違う」「何かおかしい」と言われてしまうことがあります。なぜでしょう??それは時代によって「並べ方」が変化しているからです。

一例として、関東と関西では、内裏雛の置き方が逆になることが多く見られます。

関東では(向かって)左側が男雛で右側が女雛

京都や関西の一部では(向かって)右側が男雛で左側が女雛

置き方が逆になる大きな理由は、内裏雛が模している「帝」と「妃」の位置が、昔と今で変化したからと考えられています。日本には古くから「左方上位(左側の方が位が高い)」という考え方があります。雛人形は平安貴族の姿をしていますが、平安時代の帝は、妃の左側(向かって右)へ座っていました。京都と関西の一部では、その形に内裏雛を並べているとされています。一方現在の皇室では、天皇陛下は皇后様の右側(向かって左側)に立たれています(座られる場合も右側)この形は西洋式です、明治時代の終わり頃から日本でも西洋式が取り入れられました。つまり関西は昔の形、関東は今の形に従っていると考えられ、どちらが正解とは言えません。時代によって異なりますし、「必ずこうしなければならない」という特別な決まりはありません、古式でも現代式でもそのお家ごとに自由に飾ってよいのです。