ナーシングホーム横浜長者町~大寒~

皆様こんにちは(*´∀`*)ノ=

日毎寒さが増して朝の起床時は布団との別離が心底辛くなってまいりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

先日1月20日は一年で最も寒い時期をあらわす「大寒」でした、本当に寒かったですね~。一年の最低気温もこの時期に記録されることが多く、今年の大寒は、1月20日から2月2日です。次の節気の立春を心待ちに、継続して体調管理に注意し、なんとか無事に乗り切りたいところです。貼るカイロ、湯たんぽ、はたまた唐辛子エキス入りタイツなどという代物まで勤務中の足元で大活躍しております。

さて、大寒について少し調べてみましたところ、知らなかった事がたくさんありました。この時期には縁起の良い食べ物が色々とあるようで、代表例として「大寒卵」や「寒餅」などがありました。いずれも希少で神秘的な物として尊び、感謝とともに食されてきた歴史があるそうです。また、季節行事として、寒さ厳しい寒の時期に鍛錬すると心身ともに向上するとされていたため「寒稽古」や「寒中水泳」などいわゆる修行のようなものも現代まで一部引き継がれています。「寒さ」と「精神鍛錬」はある意味、同義語であると思わされます。

高齢の恩師がその昔、人生の格言として「冬が寒くて辛ければ辛いほど春の暖かみを感じる事ができる・・・」と仰ってから20年程。今日に至るまで記憶しているほど感銘したのにも関わらず、現在調べてみてもそれが誰かの引用なのかオリジナルなのかですら、皆目分からない事を反省しつつ、大寒の今日に思いを馳せたいと思います。

豆知識~大寒の時期に咲く花は?~

梅

その①”梅~は~咲いたか桜はまだかいな”等の小唄にもある「梅」

ウメは落葉樹で、花、香り、実も楽しめる庭木として人気があります。花色や香りの強さ、実のなり方など、沢山の品種があります。梅が咲くともうすぐ春が来るんだなという気持ちになります。

 

 

 

椿

その②ツバキ(椿)

ツバキは古くから日本で愛された木で、京都の龍安寺にはなんと室町時代から植わっているツバキもあるそうです。自家受粉ではなく、他家受粉で結実する性質を持っているので、交配して新しい園芸種を作りやすく、沢山の品種が作られたそうです。

 

ロウバイ

その③ロウバイ(蝋梅)

ロウバイはロウバイ科の中国原産の落葉低木です。初春に蝋(ロウ)でコーティングしたような質感の淡い黄色の花を咲かせ、花には芳香があります。蝋梅と名がついていますが、梅の仲間ではありません。花の少ない1月~2月頃に淡い黄色の小花を枝の先に咲かせ、葉は花の後に芽吹きます。

 

最後は無謀にも寒空のもと、乾布摩擦に挑もうとするくま次郎です

大寒