ナーシングホーム北久里浜~郷土料理シリーズ 今月は「神奈川御膳」~

皆様こんにちは(≧∀≦)/ハロー

5月も残す所数日となりました、自粛疲れがピークとなっている所に先日の大雨(o´д`o)=3、弊社は事前準備のおかげで被害はございませんでしたが、皆様は如何でしたか?被害に遭われていないと良いのですが。昨日とは打って変わり今日の日中は暖かな陽気となり春の風を肌で感じるようになりましたが夕方・なるとまだまだ肌寒を感じますね。体調等崩されないようにご注意ください。

さて、本日はナーシングホーム北久里浜で毎月開催しているお食事レクリエーション「郷土料理シリーズ」についてご紹介させて頂きます。毎月・月替わりで日本各地のご当地ならではの郷土料理を提供させていただいています。ホームの食事も毎日の事となると…段々とマンネリ化(主夫の悩みです)してきますので、たまには変わった食事でも召し上がっていただければと思い始めました。今月は「神奈川御膳」と銘打ち「しらすのかき揚丼・えびシュウマイ・大根サラダ・けんちん汁」を提供させて頂きました。お食事を楽しみながら「昔、湘南や葉山に行ってお友達と食べた事を思い出したわ」と会話も弾み、ご満足のお声を多数頂く事が出来ました。

神奈川御膳k1神奈川御膳k2

 

 

 

 

 

/// 豆知識 ~ けんちん汁 ~ ///

たっぷりの野菜に豆腐をくずし入れて作るけんちん汁は、鎌倉にある建長寺(けんちょうじ)が発祥と言われています。昔,小坊主さんが食事の用意のために豆腐を運んでいたら,あやまって落としてしまい豆腐がくずれてしまいました。悲しそうな顔をしている小坊主さんを見て和尚さんが「気にしないで」と、そのくずれた豆腐を使って汁を作ったのがはじめだとか(諸説ございます)その後、豆腐と野菜を加えた精進の汁物料理が評判となり「建長寺汁」と呼ばれるようになったのが「けんちん汁」に転じたとされています。又、別の説として中国より伝わった精進料理である普茶料理にも「けんちん」と呼ばれる料理があり「巻繊」や「巻煎」などと書き、ケンチャン・ケンチェンと呼ばれていたものが「けんちん」となったとされていますが、元々は細かく切った野菜や豆腐を具にして湯葉などで巻いて作る料理みたいです。現在では野菜を刻み、崩した豆腐と炒め合わせて作ったものを汁物にするとけんちん汁、蒸し物に仕立てるとけんちん蒸し、湯葉や油揚げで巻き込んで煮るとけんちん煮、等と呼ばれるようです。