ナーシングホーム北久里浜~震災の教訓~

皆様こんにちはkon(*^__^*)tya

先日3月11日は東日本大震災の発生日。弊社も少なからず被害が発生しましたが、東北地方の方々と比べると比較にならないレベルではあります。早いもので10年が経ちました、昨日はニュース報道等で当時の映像が数多く報道されていました。改めて災害の大きさを感じ、被災地の復興とお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

ところで10年前の2011年3月11日。皆さんは何処にいて何をされていましたか?

私は仕事がお休みで長女の高校の進学説明会に行っておりました。高校の大きな体育館に、大勢の保護者と入学する生徒達がいる中で、あの大きな揺れがありました。大きな船が揺れているように感じ、とても恐怖を感じたものです。その後、テレビで流れる映像を見て、それ以上のことが東北で起こっていたことを知り、とてもショックを受けました。その頃、ナーシングホーム北久里浜では同じように揺れはありましたが、新耐震構造で設計された頑丈な建物だったので、大きな被害もなく、停電時も非常用照明を設置している為、大きな混乱もありませんでした。ですが、当日の夜はいつもの食事を提供することが出来なくなり、当時の施設長が近所のお店にお願いをして温かいご飯を頂いて、何とかしのいだ記憶があります。とても頼もしく行動力のある出来事でした。そして、そのお店の方には感謝!感謝!でした。

防災に関しては設立当初から防災用品の備蓄や、毎月2回の防災&急変者対応訓練を実施し、いつ何が起きても慌てないように、日頃から意識しております。震災当時は2~3日分だった飲料水&食料備蓄も、現在では7日分に増量、公的な災害援助が開始されるまでに必要な備蓄日数を確保しています。

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お水やアルファ米を大量備蓄、これはほんの一部です。アルファ米は、お湯(お水でも大丈夫)を入れて、待つこと~分、おいしいご飯が出来上がります。白米だけでは味気ないので、色々な種類を用意しています(ドライカレーがおいしかったです)

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備蓄品リストです。

ご入居者様40名&スタッフ15名を想定して備蓄しています。置き場所に困るくらいの量があります。

 

皆様の御家庭でもいざという時に慌てない為にも防災用品のチェックをしてみて下さい。

/// ちょっと困った ~防災用品の更新~ ///

震災が起きる度に「防災用品」「保存食」「保存水」等が見直され、新しく便利な商品が発売されます、その中でも水や食料品は処分に困る事があります。施設ですと量がすごいので(数十ケースになります、何と言っても50人x7日分の備蓄ですから)年に1回程度「備蓄食デー」が開催されます。お昼ご飯に備蓄品を食べたり、お持ち帰りいただいて家族で召し上がっていただきます(それでも余りますが)今は毎年少量ずつ備蓄品を購入して、一度に期限切れが起きないようにしています。