ナーシングホーム北久里浜~お仕事の紹介~第三弾
今回は「体位変換」についてご紹介します。
ナーシングホーム北久里浜では、夜間帯2時間毎の巡視を行っています。巡視はご入居者様の状態(寝ているか?起きているか?呼吸状態は?等々)を確認したり、尿取りパットの交換、トイレへお連れする等、排泄を促したりと結構忙しいです。
その夜間帯巡視で特に重要なサービスがあります。それは「体位変換」です。身体の向きをご自身で変えることが難しい方にとって欠かせない行為になります。
体位変換とは、「体位」・・体の位置を変える事を言います。
「褥瘡(床ずれ)」等のリスクを予防する為に行うものです。
体重の負担で圧迫された部分に血液が通わなくなり悪化すると、皮膚や皮下脂肪組織が死んでしまう(部分的に赤黒く変色したりします)事もある為、気を付けなければなりません。その他にも内蔵機能が低下したり、「浮腫(むくみ)」が起こりやすくなったりするなど身体への様々な弊害現象を回避する為にも「体位変換」は重要です。2時間以上同じ姿勢(体位)のままでいることが無い様にすることが基本的に大切だと言われています。
柔らかいクッションを使用して(体位変換専用のクッションです)
体を手前に傾けてクッションを差し込みます。あまり奥に入れてしまうと仰け反ってしまいますので微妙に調整します。
完了です。
2時間おきに「右に・左に」と体位変換を行います、起こさない様にやさしく行っていますが、目が覚めてしまう時もあります。ごめんなさい、ゆっくり休んでください。
ナーシングホーム北久里浜では、より快適に安心安全に過ごしていただける様に身体状況に合わせ支援しています。