素晴らしい 外国人スタッフ

少子高齢化は、わが国日本をはじめとする多くの国において深刻な社会課題となっており、特に労働人口の減少は経済や産業全体に大きな影響を及ぼしています。
このような状況の中、ロボティクスや人工知能(AI)の活用による業務の効率化・最適化に加え、シニア世代の再活躍の推進や、優秀な外国人材の受け入れといった取り組みが広がりを見せており、各業界においても対応が加速しております。

介護業界におきましても、「特定技能」をはじめとしたさまざまな在留資格を有する外国人材が、今後の重要な担い手として大きな期待を寄せられております。
2017年には、介護分野における「技能実習制度」が導入され、弊社におきましても、外国人技能実習生の受け入れを検討し始めた際には、一部のご利用者様や職員から懸念やご不安の声が寄せられたこともございました。

しかし、実際に外国人スタッフの方々を受け入れ、共に業務を行うなかで、その真摯な姿勢や熱意が多くの方々に伝わり、当初の不安の声は次第に応援や感謝の声へと変わっていきました。

そしていよいよ、2025年4月より「特定技能」の在留資格を有する外国人が、訪問介護の現場においても直接サービスを提供することが可能となります。
訪問介護における有効求人倍率は15.5倍という極めて厳しい採用環境にあり、この制度の解禁は、現場にとって大きな支援策となることが期待されています。

私たちが活動を行う横浜市中区では、高齢者人口(65歳以上)が2025年の36,798人から、2030年には39,636人へと増加し、7.7%の伸びが見込まれております。
また、在宅介護を希望される方も年々増加傾向にあり、地域における在宅介護ニーズは一層高まることが予測されます。

「外国人スタッフがご利用者様のご自宅を訪問し、介護サービスを提供する」という新たな取り組みについては、さまざまなご意見もあるかと存じますが、
弊社では、制度に則った十分な研修と教育を徹底し、安心してご利用いただける体制の構築に全力で取り組んでまいります。

テクノロジーが日々進化を遂げる現代においても、すべてを解決できるわけではありません。
だからこそ、私たちは人と人とのつながりを大切にし、現場で生まれるさまざまな課題と真摯に向き合いながら、挑戦し続けてまいります。

今後も、ホスピタリティにあふれた人材による質の高い介護サービスの提供を目指し、地域の皆さまに継続的かつ安定したサービスをお届けできるよう、一層の努力を重ねてまいります。

 

採用担当者